Excelで画像を圧縮する方法|一括圧縮・小さくならない原因も解説

Excelで画像を圧縮する方法|一括圧縮・小さくならない原因も解説

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Excelに写真やスクリーンショットを貼り付けていると、

「ファイル容量が大きくなってメールで送りにくい」
「画像を何枚も入れたらExcelが重くなった」
「図の圧縮はどこから設定するの?」

と困ることはありませんか?

Excelでは、貼り付けた画像を圧縮して、ファイル容量を小さくすることができます。

画像を1枚ずつ圧縮するだけでなく、ブック内の画像をまとめて圧縮することも可能です。

私自身、以前は画像を1枚ずつ設定していたため、画像の多い資料ではかなり時間がかかっていました。

しかし、設定を少し変えるだけで複数の画像をまとめて圧縮できます。

マニュアルや報告書など、スクリーンショットをたくさん使うファイルでは特に便利です。

この記事では、

  • Excelで画像を圧縮する基本的な方法
  • 複数の画像を一括で圧縮する方法
  • 解像度の選び方
  • 圧縮してもファイルサイズが小さくならない場合の確認ポイント
  • 圧縮した画像を元に戻せるか

などを、Excel初心者の方にもわかりやすく紹介します。

なお、画像を圧縮しても、シート上に表示される写真の大きさが自動的に小さくなるわけではありません。

画像の縦横サイズを揃えたい場合は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
▶ エクセルで写真のサイズを自動調整する方法|一括変更・セルに合わせるコツも解説



Excelで画像を圧縮する方法

Excelに貼り付けた画像は、[図の圧縮]機能を使って容量を小さくできます。

画像が数枚程度であればそれほど気になりませんが、写真やスクリーンショットを何枚も貼り付けると、Excelファイルの容量が大きくなることがあります。

メールでファイルを送ったり、複数人で共有したりする場合は、必要に応じて画像を圧縮しておくと便利です。


[図の圧縮]ボタンはどこにある?

まずは、Excelの[図の圧縮]がどこにあるのか確認しましょう。

圧縮したい画像をクリックすると、リボンに[図の形式]または[図の書式]タブが表示されます。

その中にある[図の圧縮]をクリックします。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. Excelに貼り付けた画像をクリックする
  2. [図の形式]または[図の書式]タブを開く
  3. [図の圧縮]をクリックする
    Excelの[図の形式]タブにある[図の圧縮]ボタン
  4. 圧縮方法や解像度を設定する

    Excelの[画像の圧縮]画面で圧縮オプションと解像度を設定する画面
    [画像の圧縮]画面で、適用範囲や解像度を設定します。
  5. [OK]をクリックする

[図の形式]タブが見つからない場合は、画像が選択されているか確認してみてください。

画像を選択していない場合と選択した場合の[図の形式]タブの表示比較
[図の形式]タブは、画像を選択したときに表示されます。

セルを選択しているだけでは、[図の形式]タブは表示されません。


画像を1枚だけ圧縮する方法

特定の画像だけ圧縮したい場合は、[この画像だけに適用する]を使用します。

手順は次のとおりです。

  1. 圧縮したい画像をクリックする
  2. [図の形式]から[図の圧縮]をクリックする
  3. [この画像だけに適用する]にチェックを入れる

    [この画像だけに適用する]にチェックを入れた画像圧縮画面
    1枚だけ圧縮する場合は[この画像だけに適用する]をオンにします。
  4. 必要に応じて解像度を選択する
  5. [OK]をクリックする
  6. Excelファイルを保存する

これで、選択した画像だけを圧縮できます。

ほかの画像の画質は変更したくない場合や、容量の大きい写真だけ圧縮したい場合に便利です。


複数の画像を一括で圧縮する方法

画像が多い場合、1枚ずつ[図の圧縮]を設定するのは大変です。

私も以前は1枚ずつ設定していたため、スクリーンショットの多いファイルではかなり手間がかかっていました。

実は、[図の圧縮]画面にある

[この画像だけに適用する]

のチェックを外すと、ブック内の画像をまとめて圧縮できます。

手順は次のとおりです。

  1. ブック内の画像を1枚クリックする
  2. [図の形式]から[図の圧縮]をクリックする
  3. [この画像だけに適用する]のチェックを外す

    [この画像だけに適用する]のチェックを外した画像圧縮画面
    ブック内の画像をまとめて圧縮する場合はチェックを外します。
  4. 解像度を選択する
  5. [OK]をクリックする
  6. ファイルを保存する

画像を1枚ずつ選択して圧縮する必要はありません。

マニュアルや作業報告書など、画像をたくさん貼り付けているファイルでは特に便利です。

ただし、一括圧縮すると、画質を残しておきたかった画像まで圧縮される可能性があります。

重要な画像が含まれている場合は、圧縮前にファイルのコピーを残しておくと安心です。

別名で軽量版を作りたい場合

元のファイルを残したまま、圧縮したコピーを作りたい場合は、[名前を付けて保存]画面から[ツール]→[図の圧縮]を選ぶ方法もあります。

Excelの[名前を付けて保存]画面で[ツール]から[図の圧縮]を選ぶ方法
別名で軽量版を作る場合は、[名前を付けて保存]から圧縮する方法もあります。


メール添付用など、「元データは残して、軽いファイルを別に作りたい」ときに便利です。

画像圧縮前2312KBと圧縮後1500KBのExcelファイル容量比較
今回の例では、2,312KBから1,500KBまでファイル容量が小さくなりました。

用途に合わせて解像度を選ぶ

画像を圧縮するときは、用途に合わせて解像度を選びます。

できるだけ容量を小さくしたいからといって、必要以上に画質を下げると、あとで画像が見づらくなることがあります。

特に注意したいのが印刷です。

画面上ではそれほど気にならなくても、印刷すると文字や細かい部分がぼやけて見える場合があります。

私も、印刷する可能性がある資料では、あまり圧縮しすぎないようにしています。

目安としては、次のように考えるとわかりやすいです。

用途 圧縮するときの考え方
印刷する資料 画質を優先する
社内資料・画面で見る資料 容量と画質のバランスを取る
メール添付用 容量を抑える設定も検討する
写真や細かい文字を確認する資料 解像度を下げすぎない

どの設定が正解というわけではありません。

最終的にどのように使うファイルなのかを考えて選ぶのがおすすめです。


トリミングした画像の不要部分を削除する

Excelでは、画像をトリミングして不要な部分を隠すことがあります。

ただし、トリミングしたからといって、隠した部分の画像データが必ずしも削除されるわけではありません。

[図の圧縮]画面にある

[図のトリミング部分を削除する]

を使用すると、トリミングで隠した部分のデータを削除できます。

[図のトリミング部分を削除する]にチェックを入れた画像圧縮画面
トリミングした不要部分のデータも削除できます。

ファイル容量をさらに小さくしたい場合に便利です。

ただし、この設定には注意が必要です。

トリミング部分を削除して保存すると、あとから

「やっぱり少し広く表示したい」

と思っても、元の画像範囲に戻せなくなる場合があります。

元画像が必要になる可能性がある場合は、圧縮前のファイルや元の写真を残しておきましょう。


Excelのオプションから画像の画質を設定する方法

画像ごとの[図の圧縮]以外にも、Excelには画像の画質に関する設定があります。

[ファイル]から[オプション]を開き、[詳細設定]を確認してみましょう。

下へスクロールすると、[イメージのサイズと画質]という項目があります。

Excelのオプションにある[イメージのサイズと画質]設定画面
[ファイル]→[オプション]→[詳細設定]から既定の解像度などを設定できます。

ここでは、

  • 編集データを破棄する
  • ファイル内のイメージを圧縮しない
  • 既定の解像度

などを設定できます。

特定の画像をその都度圧縮する方法とは少し違い、Excelファイル内の画像の扱い方を設定したい場合に使用します。

私自身、この設定は[図の圧縮]よりも後になって知りました。

画像をよく使うファイルを扱う場合は、一度確認しておくと便利です。

ただし、[編集データを破棄する]などの設定によっては、編集前の状態に戻せなくなる場合があります。

大切な資料では、元ファイルを残してから設定を変更することをおすすめします。

Microsoft公式でも画像の圧縮方法や、Excelの画像サイズ・画質に関する設定が紹介されています。

【Microsoft公式】


Excelで画像を圧縮するときの注意点

画像を圧縮しても、

  • 「思ったほどファイルサイズが小さくならない」
  • 「圧縮前の画像に戻したい」
  • 「貼り付けた写真そのものを小さくしたい」

といった疑問が出てくることがあります。

ここでは、画像圧縮で迷いやすいポイントをまとめます。


画像を圧縮してもファイルサイズが小さくならない原因

[図の圧縮]を実行しても、Excelファイルの容量がほとんど変わらないことがあります。

その場合は、次のような原因が考えられます。

  • 元の画像がすでに小さく圧縮されている
  • 高い解像度のまま圧縮している
  • トリミングした部分のデータが残っている
  • 圧縮後にファイルを保存していない
  • ファイル容量が大きい原因が画像以外にある

たとえば、もともと容量の小さいスクリーンショットを圧縮しても、サイズの変化はそれほど大きくならない場合があります。

また、Excelファイルが重い原因は画像だけとは限りません。

大量のデータや数式、ピボットテーブルなど、ほかの要素が影響している場合もあります。

画像を圧縮してもほとんど変わらない場合は、

「本当に画像が容量の原因なのか」

もあわせて確認してみましょう。


画像が多いExcelファイルをメールで送るときの注意点

職場や副業などで、Excelファイルを相手に送ることもあります。

自分のパソコンの中だけで使っているときはあまり気にならなくても、ファイルを送るとなると容量が問題になることがあります。

特に、

  • 商品写真
  • 作業写真
  • スクリーンショット
  • マニュアル用の画面画像

などをたくさん貼り付けたファイルは、容量が大きくなりがちです。

まずは画像圧縮を試し、それでもファイルが大きい場合は、職場で使用できる共有ストレージやクラウドサービスなど、別の受け渡し方法を検討するのも1つの方法です。

ただし、会社や取引先によってファイル共有のルールは異なります。

社外秘のデータや個人情報を含む場合は、会社で決められた方法を優先してください。

共有ファイルが便利な場合もありますが、

「相手にその時点のファイルをそのまま渡したい」
「編集されない状態で保管してほしい」

といった理由から、今でもメール添付でExcelファイルを送る場面はあります。

そのような場合に、Excelの画像圧縮を知っておくと便利です。


よくある質問(FAQ)

圧縮した画像は元に戻せる?

画像を圧縮したあとでも、保存前であれば[図のリセット]などで元に戻せる場合があります。

ただし、

  • トリミング部分を削除した
  • 編集データを破棄した
  • 圧縮した状態で保存し、元の画像データが残っていない

といった場合は、元の状態に戻せないことがあります。

特に重要な写真や、あとで印刷する可能性がある資料では注意が必要です。

画像を圧縮する前に、

「ファイル名_圧縮前」

などの名前でコピーを残しておくと安心です。


貼り付けた写真が大きすぎる場合は圧縮だけでよい?

Excelに写真を貼り付けたとき、

「写真が大きすぎてセルからはみ出してしまう」

という場合があります。

この場合は、画像圧縮ではなく、画像そのものの表示サイズを変更します。

少しわかりにくいのですが、

  • 画像圧縮 → Excelファイルの容量を小さくする
  • サイズ変更 → シート上に表示される画像を小さくする

という違いがあります。

画像を圧縮したからといって、シート上の縦幅や横幅が自動的に小さくなるわけではありません。

複数の写真の大きさを揃えたり、セルに合わせて配置したりしたい場合は、以下の記事で詳しく紹介しています。
▶ エクセルで写真のサイズを自動調整する方法|一括変更・セルに合わせるコツも解説


Excel for the webでも画像を圧縮できる?

Excelには、パソコンにインストールして使うデスクトップ版と、ブラウザで使用するExcel for the webがあります。

画像の圧縮機能を使いたい場合は、基本的にデスクトップ版Excelで操作します。

ブラウザ版で[図の圧縮]が見つからない場合は、デスクトップアプリでファイルを開いて確認してみてください。

Microsoft 365を使用していても、

「Microsoft 365=すべてブラウザ版と同じ機能」

というわけではありません。

利用しているExcelの種類によって、使える機能が異なる点には注意しましょう。


画像を圧縮すると画質はどれくらい変わる?

圧縮後の画質は、元の画像や選んだ解像度によって変わります。

Excel上で少し見るだけなら気にならなくても、

  • 印刷する
  • 拡大して確認する
  • 細かい文字を読む
  • 図やスクリーンショットを資料として残す

といった用途では、画質の低下が目立つことがあります。

私の場合も、画面上で使用するだけなのか、あとで印刷する可能性があるのかによって設定を変えています。

特に操作マニュアルなどでは、画面の文字が読めないと困るため、容量だけを優先して圧縮しすぎない方が安心です。

迷った場合は、いきなり元ファイルを上書きせず、コピーしたファイルで圧縮後の見え方を確認してみましょう。


Excelの画像操作をもう少し覚えたい場合は(PR)

Excelの画像圧縮は単体では難しい操作ではありませんが、図形や画像の扱い、ファイル管理まで覚えておくと、資料作成がかなり楽になります。
独学でExcelを覚える方法については、以下の記事でまとめています。
▶ エクセルが難しい人必見!独学でできる勉強法と続けるコツを紹介


また、手元で調べられる参考書が欲しい方は、逆引き形式のExcel本を1冊用意しておくのも便利です。
▶ 【できるExcelパーフェクトブック 困った! &便利ワザ大全】(Amazon) 

Excelの操作を体系的に確認したい方は、基本操作から便利ワザまでまとめられた参考書を1冊手元に置いておくと、画像操作以外で困ったときにも調べやすくなります。

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    まとめ:画像圧縮は用途に合わせて使い分けよう

    Excelに画像をたくさん貼り付けると、ファイル容量が大きくなることがあります。

    そんなときは、[図の形式]にある[図の圧縮]を使うと、画像の容量を小さくできます。

    今回紹介したポイントをまとめると、

    • 画像を選択して[図の圧縮]を使用する
    • [この画像だけに適用する]のチェックを外せば複数画像をまとめて圧縮できる
    • 印刷する場合は解像度を下げすぎない
    • トリミング部分を削除すると、さらに容量を減らせることがある
    • 圧縮後に元に戻せない場合があるため、重要なファイルはコピーを残しておく
    • 画像の表示サイズを小さくしたい場合は、圧縮ではなくサイズ変更を行う

    という点が大切です。

    マニュアルや報告書では、スクリーンショットや写真を何枚も使うことがあります。

    画像が増えてファイルが重くなってきたと感じたら、メールで送る前や共有する前に、一度ファイル容量を確認してみてください。

    画像の大きさを揃えたい場合や、セルに合わせて配置したい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。


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    ※外部リンク※

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