エクセルで矢印を曲げる方法|コの字・直角・まっすぐにするコツを解説

エクセルの矢印を自由に編集する方法|直角・コの字型の描き方もわかりやすく解説!

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Excelで業務フローや手順書を作っていると、

「矢印を直角に曲げたい」
「コの字型の矢印を作りたい」
「矢印を引いたら微妙に斜めになってしまう」

と困ることがあります。

私自身、作業手順を図解するときにコの字型の矢印が見つからず、直線と矢印を組み合わせて作っていたことがありました。

Excelでは、Shiftキーを使えば矢印をまっすぐ引けます。また、フリーフォームやUターン矢印を利用すれば、直角やコの字型の矢印も作成できます。

この記事では、まっすぐな矢印から、直角・コの字型の矢印まで、Microsoft 365のExcelを使って作り方をわかりやすく紹介します。

複雑な業務フローや手順書を作る方も、ぜひ参考にしてみてください。



目次

エクセルで矢印を曲げる・まっすぐ引く基本操作

矢印をまっすぐ引く方法

Excelで基本的な矢印を作る場合は、

[挿入][図][図形][線]

から矢印を選択します。

そのままドラッグすると自由な角度で描画できますが、水平や垂直にしたい場合はShiftキーを押しながらドラッグしましょう。

基本の矢印メニュー

Shiftキーを使うことで、水平・垂直・45度方向に揃えやすくなります。Shiftを押しながらドラックすることで、縦、横、斜め45度の矢印を描画できる

矢印が少し斜めになってしまう場合にも便利です。

矢印の太さ・色・先端を変更する

作成した矢印を選択して[図形の書式]から、

  • 太さ
  • 実線・点線
  • 矢印の始点
  • 矢印の終点

などを変更できます。

図形の書式設定

より細かく設定したい場合は、右クリックして[図形の書式設定]を開きましょう。

図形の書式設定で詳細を設定


フリーフォームで矢印を直角に曲げる方法

矢印を自由な位置で直角に曲げたい場合は、フリーフォーム(図形)が便利です。

[挿入]→[図]→[図形]を開き、[線]の中にある[フリーフォーム:図形]を選択します。

フリーフォーム(図形)を選択

開始位置をクリックし、曲げたい場所でもう一度クリックしながら線をつないでいきます。

直線を描きやすくするには、Shiftキーを使いながら操作するのがポイントです。

描画を終了するときは、最後の位置でダブルクリックします。

Shiftキーを押しながら描画する

フリーフォームの詳しい基本操作についてはMicrosoftでも案内されています。

描いた線を矢印にする

フリーフォームを描いただけでは通常の線になっています。

線を選択して[図形の書式設定]を開き、終点側の矢印の種類を設定しましょう。

図形の書式設定、矢印の種類選択

これで直角に折れた矢印として利用できます。


エクセルでコの字型の矢印を作る3つの方法

コの字型の矢印を作る方法はいくつかあります。ここでは、作りやすさや見た目の違いを踏まえて3つの方法を紹介します。

方法1|フリーフォームでコの字型に描く

自由度を重視するなら、先ほど紹介したフリーフォームがおすすめです。

曲がり角を自分で決められるため、

  • コの字
  • L字
  • 階段状

など、用途に合わせた矢印を作れます。

作成後に形を変更したくなった場合も、[頂点の編集]を使って調整できます。

自由な位置で曲げたい場合に向いている方法です。


方法2|直線を3本組み合わせてグループ化する

もっと単純な方法として、3本の直線を組み合わせる方法もあります。

私自身も、以前はこの方法でコの字型の矢印を作っていました。

  1. 横方向の直線を作る
  2. 縦方向の直線をつなげる
  3. もう1本の横線または矢印をつなげる
  4. 3本をまとめて選択する
  5. 右クリックして[グループ化]する
  • 図形のグループ化

グループ化しておけば、3本の線をまとめて移動したりコピーしたりできます。

一方、線同士の位置を合わせる必要があるため、毎回作るには少し手間がかかります。

図形のグループ化については、別記事でも詳しく解説しています。

▶ エクセルで図形をグループ化する方法|できない・解除・一括選択も解説


方法3|Uターン矢印をコの字型に調整する

「線」ではなく、太さのあるコの字型矢印を作りたい場合は、ブロック矢印の[Uターン矢印]を利用する方法があります。

ブロック矢印のUターンを利用

挿入したUターン矢印には黄色い調整ハンドルが表示されます。

ハンドルをドラッグすると、

  • 矢印の太さ
  • 曲がる位置
  • 矢印先端の大きさ

などを調整できます。

図形の○印をドラッグして図形の細部を編集

回転させれば向きも変更できるため、見た目を整えたコの字型矢印を手早く作りたい場合には、この方法が簡単です。

どの方法がおすすめ?

コの字型の矢印には複数の作り方があります。

どの方法が使いやすいのか、特徴を比較してみましょう。

方法 作りやすさ 自由度 向いている場面
フリーフォーム 自由な位置で曲げたい
直線+グループ化 シンプルな線で作りたい
Uターン矢印 太いコの字矢印を手軽に作りたい

自由度を重視するならフリーフォーム、手軽さを重視するならUターン矢印がおすすめです。


矢印を思いどおりの形に編集する方法

頂点の編集で曲がる位置を調整する

フリーフォームなど一部の図形は、[頂点の編集]を使って細かな形を変更できます。

図形を右クリックして[頂点の編集]を選択します。

右クリックして頂点の編集メニューを選択

表示された頂点をドラッグすると、線が曲がる位置などを調整できます。

頂点の編集をすることで既存の図形も詳細に編集することができる

Microsoftの現行サポートでも、フリーフォームを含む多くの図形について頂点を編集する方法が案内されています。


黄色・白色のハンドルで形を整える

図形を選択すると、白いハンドルや黄色いハンドルが表示されることがあります。

基本的には、

  • 白いハンドル:図形全体のサイズ調整
  • 黄色いハンドル:図形固有の形状調整
  • 回転ハンドル:図形の向きを変更

に利用します。

Uターン矢印では黄色いハンドルを調整すると、コの字部分や矢印のバランスを変えられます。

図形の○印をドラッグして図形の細部を編集


グループ化した矢印はまとめて回転できる

複数の線を組み合わせて作ったコの字型矢印は、グループ化しておくと全体をまとめて回転できます。

図形の回転を利用する

同じ形で向きだけ違う矢印が必要な場合、最初から作り直す必要がありません。


矢印を見やすく配置するコツ

矢印の位置・太さ・色を揃える

業務フローや手順書では、矢印そのものを目立たせることよりも、どこからどこへ進むのかが一目でわかることが大切です。

そのため、

  • 同じ意味の矢印は同じ色にする
  • 線の太さを揃える
  • 図形と矢印の間隔を揃える
  • 必要以上に色を増やさない

などを意識すると見やすくなります。


配置機能を使って図形を揃える

複数の図形を配置するときは、[図形の書式]→[配置]も便利です。

図形の書式、配置メニューを利用して配置を調整する

左揃え・中央揃え・上下の整列などを利用すると、手作業で微調整するよりもきれいに揃えられます。

また、Altキーを使いながら図形を移動・サイズ変更すると、セルの境界に合わせやすくなります。


作った矢印を保存して再利用する方法

別シートにまとめてコピーして使う

もっとも手軽なのは、よく使う矢印を図形置き場用のシートにまとめておく方法です。

よく使う図形をシートにまとめて保存

必要になったらコピーして使えるため、毎回コの字型矢印を作り直す必要がありません。


図として保存する

完成した矢印を画像として利用したい場合は、右クリックして[図として保存]を利用できます。

図形として保存

ただし、画像にすると元の図形のように頂点や矢印の形を編集できなくなります。

そのため、

  • あとから編集する → 図形のまま保存
  • 完成形をそのまま使う → 画像として保存

と使い分けるとよいでしょう。


Excelテンプレート(.xltx)として保存する

何度も同じ図形を使う場合は、図形を配置したブックをExcelテンプレート(.xltx)として保存する方法もあります。

テンプレートファイル(.xltx)として保存

通常の.xlsxをコピー元として保存しておくだけでも構いませんが、.xltxは新しいブックのひな型として利用するためのExcelテンプレート形式です。

MicrosoftでもExcelテンプレートの形式として.xltx、マクロを含む場合は.xltmが案内されています。

繰り返し使う社内資料などに向いています。


実際に使って感じたおすすめの方法

私が資料作成で実際に困ったのが、

「L字やコの字型の矢印を入れたいのに、ちょうどよい形が見つからない」

ということでした。

以前は直線を何本か組み合わせて作っていました。

この方法でも作れますが、線の位置を揃えたり、あとから形を修正したりするのが意外と大変です。

現在は、自由な形が必要ならフリーフォーム、太さのあるコの字型ならUターン矢印を使い分けるのが現実的だと感じています。

また、何度も使う形は別シートやExcelテンプレート(.xltx)にまとめておけば、毎回作り直す必要もありません。

Excelの図形は少しクセがありますが、一度使いやすい形を作ってしまえば、手順書や業務フローの作成もかなり楽になります。


エクセルの矢印に関するよくある質問

エクセルの矢印をまっすぐにするには?

矢印を描くときにShiftキーを押しながらドラッグすると、水平・垂直・45度方向に揃えやすくなります。すでに描いた矢印が斜めになっている場合は、Shiftキーを使いながら調整すると便利です。

エクセルで矢印を直角に曲げるには?

自由な位置で直角に曲げたい場合は、フリーフォームを使う方法があります。曲げたい位置をクリックしながら線をつなぎ、最後に矢印の先端を設定します。

エクセルにコの字型の矢印はありますか?

ブロック矢印には[Uターン矢印]があり、形を調整することでコの字型に近い矢印を作れます。細い線で自由なコの字を作りたい場合は、フリーフォームや複数の直線を組み合わせる方法が便利です。

カギ線コネクタとフリーフォームは何が違いますか?

コネクタは、主に図形同士を接続するための線です。接続した図形を移動しても線がつながった状態を保ちやすいのが特徴です。Microsoftも直線・エルボー(直角)・曲線の各コネクタを案内しています。自由な位置で線を折り曲げたい場合は、フリーフォームの方が扱いやすいことがあります。

作ったコの字矢印を使い回すことはできますか?

はい。別シートへコピー元として保存する方法のほか、図として保存したり、Excelテンプレート(.xltx)にまとめたりできます。あとから形を変更する可能性がある場合は、画像にせず図形のまま残しておくと便利です。

Excelの操作を「その場しのぎ」で調べるのが大変になってきた方へ

図形や矢印だけでなく、関数や表作成など「もう少しExcelを使いこなせるようになりたい」と感じたら、独学で無理なく覚えていく方法もまとめています。

エクセルが難しい人必見!独学でできる勉強法と続けるコツを紹介


まとめ

Excelでは、Shiftキーやフリーフォーム、Uターン矢印などを使うことで、まっすぐな矢印だけでなく直角・コの字型の矢印も作成できます。

迷ったときは、

  • まっすぐ引く → Shiftキー
  • 自由な位置で曲げる → フリーフォーム
  • 太いコの字型を手軽に作る → Uターン矢印
  • 複数の線で作る → グループ化
  • 繰り返し使う → 別シートやテンプレートに保存

と使い分けるとわかりやすいでしょう。

私自身も、以前はコの字型の矢印を作るために複数の線を組み合わせていましたが、用途によって方法を使い分けることで作業しやすくなりました。

手順書や業務フローを作成するときは、ぜひ使いやすい方法から試してみてください。

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参考:Microsoft公式サポート


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