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Excelファイルを開いたとき、
「なぜか読み取り専用になって編集できない」
「誰も開いていないはずなのに読み取り専用になる」
「読み取り専用を解除したいけれど、どこを確認すればいいの?」
と困ったことはありませんか?
Excelが読み取り専用になる原因は1つではありません。
ほかの人がファイルを使用している場合もあれば、ファイルの設定や保護ビュー、共有フォルダ・クラウド環境などが影響していることもあります。
この記事では、Excelが読み取り専用になってしまう主な原因と、原因ごとの解除・対処方法を初心者向けに解説します。
「読み取り専用を解除したい」「誰も開いていないのに読み取り専用になる」など、状況によって確認するポイントは異なります。
急いでいる場合は、以下の「やりたいこと」から当てはまる項目を選んで確認してみてください。
やりたいことから探す
エクセルが読み取り専用になってしまう主な原因
Excelが読み取り専用になる場合は、まずどのような状態で開いているのかを確認することが大切です。
主な原因として、次のようなものがあります。
- ほかのユーザーがファイルを使用している
- ファイルに読み取り専用の設定がされている
- 保護ビューで開いている
- 共有フォルダやクラウド環境で問題が起きている
- Excelやパソコンが正常に終了せず、ファイルが使用中と判断されている
順番に確認してみましょう。
他のユーザーがファイルを開いている
社内の共有フォルダなどに保存したExcelファイルでは、ほかのユーザーが編集中の場合に、自分では編集できないことがあります。
ファイルを開いたときに、
「〇〇.xlsx は編集のためロックされています」
などのメッセージが表示された場合は、ほかのユーザーがファイルを使用している可能性があります。
↓ファイルを開く際、以下のようなポップアップウィンドウが表示されることがあります。

この場合は、表示されている使用者を確認し、実際にファイルを使用している場合は作業が終わってから閉じてもらいましょう。
すぐに編集する必要がなければ、[読み取り専用]で開いて内容だけ確認することもできます。
なお、OneDriveやSharePointなどでは、保存場所やファイル形式、Excelの利用環境などによって複数人で共同編集できる場合があります。
そのため、「ほかの人が開いている=必ず読み取り専用になる」とは限りません。
「編集のためロックされています」と表示される場合の解除方法や、誰も開いていないのにロックされる場合については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Excelのユーザー名も確認しておこう
職場で共有ファイルを使っていると、
「使用中と表示されているけれど、誰が開いているの?」
と困ることがあります。
私自身も、職場で誰がファイルを開いているのか分からず困った経験があります。
Excelでは、[ファイル]→[オプション]からユーザー名を確認・変更できます。
- [ファイル]→[オプション]をクリックする

- [全般]にあるユーザー名を確認する

- 必要に応じて分かりやすい名前へ変更し、[OK]をクリックする
共有ファイルを利用する職場では、誰のユーザー名なのか分かるようにしておくと、トラブルが起きたときの確認に役立ちます。
ただし、使用者として表示される情報は利用環境によって異なる場合があります。
誰も開いていないのに読み取り専用になる場合
「ほかの人は誰も開いていないはずなのに、読み取り専用になる」ということもあります。
Excelが正常に終了しなかった場合などでは、ファイルを開き直しても「使用中」と判断されることがあります。
まずは、
- Excelをすべて終了してから開き直す
- ほかのユーザーが本当に使用していないか確認する
- 改善しなければパソコンを再起動する
といった方法を試してみましょう。
特に、
「編集のためロックされています」
「使用者は〇〇です」
などと表示される場合は、単純な読み取り専用設定ではなく、ファイルのロックが関係している可能性があります。
ロックが解除できない場合や、自分の名前が使用者として表示される場合については、以下の記事で詳しく解説しています。
→ Excelファイルがロックされて編集できないときの対処法|読み取り専用・パスワード忘れにも対応!
ファイルのプロパティが読み取り専用になっている
ファイル自体に「読み取り専用」の属性が設定されている場合もあります。
エクスプローラーでExcelファイルを右クリックし、[プロパティ]を開いて確認します。

[読み取り専用]にチェックが入っている場合は、設定を解除することで編集できるようになることがあります。
ただし、読み取り専用になる原因はほかにもあるため、チェックを外せばすべて解決するわけではありません。
解除方法は後ほど紹介します。
保護ビューで開かれている
メールに添付されたファイルや、インターネットからダウンロードしたExcelファイルは、保護ビューで開くことがあります。

画面上部に黄色いバーと[編集を有効にする]が表示されている場合は、一般的な読み取り専用設定とは少し異なります。
ファイルの安全性を確認できる場合のみ、[編集を有効にする]をクリックして編集します。
送信元が分からないファイルや、不審なファイルでは安易に編集を有効にしないようにしましょう。
▶Excelの保護ビューを解除する方法|毎回表示される原因と安全な対処法を解説
OneDriveや共有フォルダなど保存場所の影響
OneDriveやSharePoint、社内の共有フォルダなどでは、ローカルPCに保存したファイルとは動作が異なる場合があります。
たとえば、
- 同期が完了していない
- 共同編集が正常に行われていない
- ネットワーク接続に問題がある
- 使用しているExcelのバージョンやファイル形式が共同編集に対応していない
などが影響する可能性があります。
エクセルの読み取り専用を解除・対処する方法
原因がある程度分かったら、状況に合わせて対処します。
「読み取り専用だから、とりあえず設定を解除する」のではなく、なぜ読み取り専用になっているのか確認してから操作するのがポイントです。
他のユーザーが使用している場合は閉じてもらう
「〇〇さんが使用中」などと表示されている場合は、まずそのユーザーが実際にファイルを使用しているか確認しましょう。
使用中であれば、作業が終わってからファイルを閉じてもらいます。
その後、自分のExcelもいったん閉じて開き直すと、編集できるようになることがあります。
すぐに編集する必要がない場合は、[読み取り専用]で開いて内容だけ確認する方法もあります。
なお、誰も使用していないのに「編集のためロックされています」と表示される場合は、通常の読み取り専用とは原因が異なる可能性があります。
▶ Excelファイルがロックされて編集できないときの対処法はこちら
プロパティから読み取り専用を解除する
ファイル自体に読み取り専用属性が設定されている場合は、次の手順で確認します。
- Excelファイルを右クリックする
- [プロパティ]を選択する
- [読み取り専用]のチェックを外す

- [適用]→[OK]をクリックする
その後、Excelファイルを開き直して編集できるか確認してください。
なお、共有フォルダのアクセス権限などが原因の場合は、この設定だけでは解除できないことがあります。
名前を付けて保存して別ファイルとして編集する
元ファイルへ上書きする必要がなく、とりあえず作業を進めたい場合は、別名で保存する方法があります。
- [ファイル]をクリックする
- [名前を付けて保存]を選択する
- 保存場所とファイル名を変更する

左側から保存場所を選び、ファイル名を入力してから「保存」をクリックします。 - 保存したファイルを編集する
ただし、この方法では元のファイルは更新されません。
共有ファイルを別名で保存すると、
「どちらが最新版なのか分からない」
という別のトラブルにつながることもあります。
業務で使用しているファイルでは、別名保存したことをほかの利用者にも伝えておくと安心です。
保護ビューなら「編集を有効にする」を確認する
保護ビューの場合は、画面上部に表示される[編集を有効にする]から編集可能な状態へ切り替えられます。

ただし、安全性を確認できるファイルだけで操作してください。
知らない相手から届いたファイルなどでは、無理に解除しないようにしましょう。
OneDriveなどの場合は同期や共同編集の状態を確認する
OneDriveなどクラウド上のファイルで問題が起きている場合は、
- インターネットへ接続できているか
- OneDriveの同期にエラーが出ていないか
- ファイルが共同編集できる状態か
- Excelを閉じて開き直しても改善しないか
などを確認します。
クラウド環境では原因が複数考えられるため、無理にファイルを削除したり、自動保存を解除したりする前に、Microsoft公式の案内を確認するのがおすすめです。
▶ Excelファイルがロックされて編集できない場合の対処法|Microsoft公式
エクセルが読み取り専用になるときのよくある質問
誰も開いていないのに読み取り専用になるのはなぜですか?
Excelが正常に終了しなかった場合などに、ファイルがまだ使用中であるように判断されることがあります。
まずExcelをすべて終了して開き直し、改善しなければパソコンを再起動してみましょう。
「編集のためロックされています」などと表示される場合は、通常の読み取り専用ではなくファイルのロックが関係している可能性があります。
読み取り専用を解除しても編集できないのはなぜですか?
ファイルのプロパティ以外が原因になっている可能性があります。
ほかのユーザーによる使用、保護ビュー、共有フォルダのアクセス権限、OneDriveなどの同期・共同編集環境なども確認してみましょう。
読み取り専用のまま編集した内容は保存できますか?
元のファイルへ上書きできない場合でも、[名前を付けて保存]で別ファイルとして保存できることがあります。
ただし、共有ファイルでは複数のファイルができると最新版が分かりにくくなるため注意してください。
「保護ビュー」と「読み取り専用」は同じですか?
完全に同じものではありません。
保護ビューは、インターネットやメールなどから取得したファイルを安全に確認するためのExcelの保護機能です。
画面上部に[編集を有効にする]が表示されている場合は、ファイルの安全性を確認したうえで操作しましょう。
Excelのトラブルを自分で解決できるようになりたい方へ
Excelで困るたびに検索していると、ちょっとしたトラブルでも意外と時間がかかります。
「基本から少しずつ覚えて、自分で対処できるようになりたい」という方は、独学で続けやすい勉強方法もまとめています。
まとめ:読み取り専用になった原因から確認しよう
Excelが読み取り専用になってしまったときは、いきなり設定を変更するのではなく、まず原因を確認しましょう。
主なチェックポイントは、
- ほかのユーザーがファイルを使用していないか
- 誰も使用していないのにロックされた状態になっていないか
- ファイルのプロパティが読み取り専用になっていないか
- 保護ビューで開いていないか
- OneDriveや共有フォルダなど保存環境に問題がないか
です。
特に職場の共有ファイルでは、誰かが使用している場合と、誰も使用していないのにロックされた状態になっている場合を分けて考えると、原因を探しやすくなります。
すぐに編集する必要がある場合は別名保存もできますが、共有ファイルでは最新版が分からなくならないよう注意しましょう。
原因を一つずつ確認し、安全に編集できる状態へ戻してみてください。
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- 後から修正しないExcelファイルの作り方|参照範囲を変えずに済む設計と運用のコツ
※外部リンク(公式サイト)※
- ファイルが読み取り専用で開かれる理由|Microsoft公式ヘルプ
- Excelファイルがロックされて編集できない場合の対処法|Microsoft公式
- OneDriveでの競合エラーとその解決法|Microsoft公式サポート
