VBAを独学で学ぶには?初心者でもわかるマクロの勉強手順とおすすめ教材

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Excelの作業を自動化できる「マクロ(VBA)」に興味はあるけれど、
「プログラミングっぽくて難しそう」「どこから手をつけていいかわからない」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。

私自身も最初は同じ気持ちでした。
職場で依頼された単純作業を少しでも早く終わらせたい――その思いから、
「マクロの記録」ボタンを押してみたのがすべての始まりです。

最初は意味もわからず、試行錯誤の連続でしたが、
少しずつ「できた!」が増えていくうちに、作業時間が大幅に短縮できるようになりました。

この記事では、そんな私の経験をもとに、
初心者が無理なくExcelマクロを独学するためのステップとおすすめ教材をご紹介します。
「自分の仕事を効率化したい」「毎日のルーチンを自動化したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

マクロは独学でも十分!まずは「目的」を明確にしよう

マクロ(VBA)は、プログラミング経験がなくても独学で身につけることができます。
大切なのは、「なぜマクロを覚えたいのか」=目的をはっきりさせることです。
目的が定まると、学習内容の取捨選択ができるようになり、自然とモチベーションも続きます。


マクロを覚えると「作業時間」が劇的に短縮できる

私がマクロを学び始めたきっかけは、「単純作業を少しでも早く終わらせたい」という思いからでした。
作業そのものは難しくありませんが、手順が多く、件数も膨大。
子育て中で残業が難しかった私にとって、効率化は切実な課題でした。

そんなときに出会ったのが「マクロの記録」です。
最初は半信半疑でしたが、同じ作業を何度も繰り返す必要がなくなり、
「1時間かかっていた処理が数分で完了!」という経験をした瞬間、
“これは使える”と実感しました。

マクロは単に時短になるだけでなく、
ヒューマンエラーを防ぎ、作業の品質を安定させる効果もあります。
忙しい社会人や事務職の方にとって、まさに**“働き方を変えるスキル”**と言えます。


完璧を目指さず「自分の作業に使える部分から」でOK

マクロを独学で学ぶとき、多くの人が「全部理解しなければ」と思いがちです。
しかし、最初からすべてを理解する必要はありません。

たとえば、
「この表をコピーして別のシートに貼りたい」
「特定のシートだけ印刷したい」
――このような**“自分の仕事で使いたいこと”**から覚えるのが最も効果的です。

小さな目的を達成するたびに理解が深まり、
いつのまにかVBAの基礎も自然と身についていきます。
「まずは使える部分から」――この考え方が、独学を続ける最大のコツです。


マクロは「業務の悩み」から学ぶのが一番の近道

マクロを勉強する目的は、人それぞれです。
資格取得を目指す人もいれば、私のように「仕事を楽にしたい」人もいます。
どちらの場合でも、**“実際の業務を題材に学ぶ”**のが理解を深める近道です。

たとえば、

  • 「同じファイルを何度も開いて同じ操作をしている」

  • 「一覧表をコピペして集計するのが面倒」
    こうした悩みがあるなら、それこそがマクロ学習の出発点です。

自分の課題を解決するマクロを作る過程で、
必要な知識や関数・構文が自然に身につきます。
「問題があって→調べて→試して→動いた!」というサイクルこそ、
独学を成功させる最強の流れです。

初心者がつまずかない!マクロ独学のステップとおすすめ教材

 

マクロを学ぶうえで一番大切なのは、実際に手を動かすことです。
最初は「意味がわからない…」と感じる部分も多いですが、
動かしてみると少しずつ「仕組み」が見えてくるようになります。

ここでは、初心者が挫折しにくい学習ステップと、実際に役立つ教材をご紹介します。


STEP1:まずは「マクロの記録」機能で慣れる

VBAに慣れる第一歩は、マクロの記録機能を使ってみることです。
Excelの操作を記録し、ボタン1つで再実行できるので、
「どんな作業が自動化できるのか」を実体験できます。

たとえば、

  • 同じ書式設定を複数のシートに繰り返す

  • 定型フォーマットの表を毎回作成する

  • 指定したシートを印刷する

これらはすべてマクロで自動化可能です。

最初は記録したコードの意味がわからなくても構いません。
「こういう操作をすると、こんなコードが書かれるのか」と観察するだけでも十分です。
この段階で、「VBAは特別なものではなく、Excel操作の延長線上にある」と感じられるはずです。


STEP2:VBAの基本文法と「変数」だけは早めに習得

次のステップは、VBAの基本構文を理解することです。
特に「変数」「If文」「For文」は、すべてのマクロで共通して使われる基礎部分。
最初にここを押さえると、後の理解が格段にスムーズになります。

たとえば、

  • Dim i As Integer(変数宣言)

  • If 条件 Then ~ End If(条件分岐)

  • For i = 1 To 10 ~ Next i(繰り返し処理)

これらの構文を理解すれば、「自分で考えた処理」を形にできるようになります。
書籍やサイトで練習問題を解きながら、少しずつ応用していきましょう。


STEP3:よく使う処理を「再利用」できるようにまとめておく

マクロを学び始めてしばらく経つと、「また同じ処理を書いてるな」と感じる場面が増えます。
そんなときに便利なのが、自分専用のコード集を作ることです。

たとえば、

  • ファイルを開く処理

  • 指定範囲をコピーして貼り付ける処理

  • まとめて印刷する処理

これらをひとつの「再利用フォルダ」にまとめておくと、
新しいマクロを作るときに組み合わせるだけで完成します。

一度作った仕組みを「次に生かす」ことで、VBAスキルがどんどん定着していきます。


おすすめ教材と学習サイトで理解を深めよう

独学を効率よく進めるには、信頼できる教材を活用することも大切です。
ここでは実際に役立つ学習リソースを紹介します。


【動画講座】GLOBIS学び放題

目的を持ってスキルを学びたい方向けのビジネス講座。
「Excel業務をどう効率化するか」といった視点で、マクロ活用のヒントを得られます。
体系的に学べるうえ、社会人のスキマ時間にも最適です。
【GLOBIS 学び放題】


【書籍】Kindle Unlimited対応のVBA入門書

マクロを独学で学ぶなら、手を動かしながら学べる入門書が一番の近道です。
通勤時間や自宅のちょっとしたスキマ時間にも読みやすいのが、電子書籍タイプの教材です。

特におすすめなのが、以下の2冊です。

どちらもKindle Unlimited対応で、コード例が豊富に掲載されています。
実際に書き写して動かしてみることで、VBAの理解が一気に深まります。

さらにKindle Unlimitedなら、定額で複数の入門書を試し読みできるため、
「自分に合う1冊」をじっくり選ぶことができます。

現在、30日間の無料体験キャンペーンが実施中。
初めて利用する方でもリスクなく始められるので、
VBA学習のきっかけとしてぜひ活用してみてください。

Kindle Unlimited 無料体験はこちら(Amazon公式・PR)


【学習サイト】Excelの真髄

無料で基礎から応用まで学べる老舗の学習サイト。
ステップごとに解説されており、**「読む→動かす→理解する」**の流れがつかめます。
Excelの真髄


【公式ドキュメント】Microsoft Learn

VBAの正確な構文やリファレンスを調べたいときに役立つ公式資料。
初心者は「意味がわからない部分を調べる辞書」として使うと便利です。
VBA の概要 | Microsoft Learn

困ったら検索!「やりたいこと+VBA」で探してみよう

独学の大きな味方は「検索」です。
エラーが出たときや、思いどおりに動かないときは、
Googleで「やりたいこと+VBA」と検索してみましょう。

例:

  • 「シートを自動でコピー VBA」

  • 「ブックを保存して閉じる VBA」

  • 「最終行を取得 VBA」

多くの人が同じ課題を共有しているため、すぐに参考になる実例が見つかります。
理解が浅くても、「この部分を少し変えたら動いた!」という体験が大きな成長につながります。


まとめ

VBA(マクロ)は、最初こそ難しそうに見えますが、
「自分の仕事を楽にする」という目的を持って少しずつ触れることで、確実に身につけることができます。

記録から始めて、基本構文を覚え、再利用できるように整理する。
この流れを意識すれば、初心者でも“仕事を変えるスキル”としてマクロを使いこなせるようになります。

焦らず、自分のペースで一歩ずつ進めていきましょう。

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